☆「ベイビーズ いのちのちから」ストーリー2009年4月に誕生した4人の赤ん坊、ナミビアのポニジャオ、モンゴルのバヤル、東京のマリ、サンフランシスコのハティ。国籍も環境も異なる4人の赤ちゃんが、誕生してから1歳になるまでを1年の時間をかけてじっくりと追ったドキュメンタリー。それぞれの成長や親たちの育児法の違いが非常に興味深い。
☆見所チェックフランスは知る人ぞ知るドキュメンタリー大国で、何よりその題材選びの審美眼が素晴らしいと思うのですが、本作の、同じ時代に生まれ、全く違う環境で育つ4人の赤ちゃんの1年間という内容も、本当に楽しく、そして考えさせられるものです。セリフやナレーションがまったくないスタイルがユニークなんですが、赤ちゃんの豊かな表情と、子育てに奮闘する親たちの姿で、すべてがカンペキに伝わるから、映像の力を改めて思い起こさずにはいられません。アフリカの少数民族のポニジャオちゃん、モンゴルの草原のゲルで暮らすバヤルちゃんの育つ環境は、驚くべきもので、牛や羊などの動物と一緒に、おしめもせずに泥まみれで暮らす様子にはビックリ!一方、サンフランシスコと東京は、都会の清潔な環境で、知育も豊か。どちらにも長所短所があるのですが、共通しているのは、赤ちゃんたちの可愛らしい姿で、思わずこちらも、ニッコリしてしまいます。幸せな気持ちになるドキュメンタリーで、特に、現在子育て中、あるいはこれから子供を生むという若い世代にはおすすめしたい作品です。
☆あ、猫がいる!映画には4人の赤ちゃんが登場しますが、モンゴル、東京、アメリカの家庭では、それぞれ
猫を飼っていて、新しい“同居人”である赤ちゃんを「なんだ、こいつ?!」みたいな顔をして少し離れたところから見ています。
猫の種類は、長毛種のヒマラヤン風、グレーのキジ
猫など。やがて自然に家族になじんでからは、すぐに仲良しに。
猫と赤ちゃんという可愛すぎるツーショットが出てくるたびに、微笑ましくて、嬉しくて(笑)。おそらくアフリカの赤ちゃんのおうちにも周辺に
猫がいると思うんですが、何しろ他の家畜がいっぱいいるので映像には映りませんでした(笑)。小さな身体で泣き、笑い、遊びながら精一杯生きている赤ちゃんたち。
猫と一緒に幸せに暮らしてほしいと願わずにはいられません。
監督:
トマス・バルメス(C)2010 Chez Wam / Thomas Balmes
配給 : エスパース・サロウ
製作年 : 2010年 製作国 : フランス
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