猫が出てくる映画を取り上げて見所をご紹介します(=^・^=)

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映画「インサイド・ルーウィン・デイヴィス 名もなき男の歌」

2018 - 01/15 [Mon] - 00:24



☆「インサイド・ルーウィン・デイヴィス 名もなき男の歌」ストーリー
1961年、NY、グリニッジ・ヴィレッジ。フォークシンガーのルーウィン・デイヴィスは、歌は上手いが、さっぱり売れず、くすぶっている。レコード会社から支払を渋られ、女友達には妊娠を告げられ、姉からは説教される。音楽をあきらめて父と同じ船員になろうとしても、それさえも上手くいかない。トラブル続きの日常から逃げ出し、何かを変えようと、一匹の猫を連れてシカゴのライブハウスへ売り込みのために旅立つのだが…。

☆見所チェック
白黒に近い独特のくすんだ色調の映像が印象的なヒューマン・ドラマは、さえないフォークシンガーと猫との一週間の旅を描く味わい深い物語です。主人公は、確かに才能はあるのに、頑固に自分の音楽にこだわっているため、トレンドや商業主義といった現実と折り合えない不器用な人物。プライドが高いくせに、目の前の日銭欲しさに印税を逃すなど、とことんドンくさい!モデルになっているのは、ボブ・ディランにも影響を与えたと言われる伝説のフォークシンガー、デイブ・ヴァン・ロンクです。こんな大勢の“ボブ・ディランになれなかった無名アーティスト”の才能を踏み越えて、現代のアメリカのミュージック・シーンが形成されたのかと思うと、感慨深いものがあります。主人公を演じるオスカー・アイザックの歌声がすばらしく、本職の歌手であるジャスティン・ティンバーレイクも交えて歌う“プリーズ・ミスター・ケネディ”は必聴です。

☆あ、猫がいる!
ルーウィンが友人から預かり、なりゆきで一緒に旅をするのは茶トラの猫。うっかり開けたドアから猫が飛び出す、閉め忘れた窓から猫が逃げる、など、猫を飼っている人には「あるある!」の描写が微苦笑を誘います。抱っこされながらの旅は猫にとっても受難続きで、見ていて気の毒になるシーンも多数なのでご注意を(笑)!音楽、旅、そして猫。好きにならずにいられない要素が揃っていますが、ユーモアとペーソスに満ちたコーエン兄弟監督のまなざしが、ツキに見放された負け犬たちにいつも優しくそそがれていることが、映画をあたたかいものにしています。ルーウィンの旅の相棒になる茶トラ猫は、映画の終盤にユリシーズという名前だと判明。このつかみどころのない物語は、長い苦難の旅の果てに帰還する音楽のオデュッセイアなのでした。

監督:ジョエル・コーエン、イーサン・コーエン
出演:オスカー・アイザック、キャリー・マリガン、ジョン・グッドマン
Photo by Alison Rosa (C) 2012 Long Strange Trip LLC
配給 : ロングライド
製作年 : 2013年 製作国 : アメリカ 原題「INSIDE LLEWYN DAVIS」

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映画「ボブという名の猫 幸せのハイタッチ」

2018 - 01/12 [Fri] - 00:29



☆「ボブという名の猫 幸せのハイタッチ」ストーリー
英国・ロンドンでホームレス生活を送るジェームズは、ギターを片手にストリートミュージシャンとして日銭を稼ぐ日々。ドラッグ依存から抜け出せない彼は、住む家もなく、家族からも見捨てられていた。ドン底の人生にあえいでいたある日、ジェームズは、迷い込んできた一匹の茶トラの野良猫を助けることに。以来、ボブと名付けたその猫とジェームズは、どこに行くにも一緒で、演奏も、ビッグイシュー販売(ホームレスに仕事を提供し、自立支援を目的で作られた雑誌の販売)も、ボブと一緒だと不思議なほどうまくいった。さまざまなトラブルを経て、想いを寄せていたベティの協力で薬物依存を克服したジェームズに、ボブとの物語をぜひ書いてほしいと出版社から依頼がくる…。

☆見所チェック
ドラッグ依存でホームレスのストリートミュージシャンが一匹の野良猫を助けたことで再生していく、ほっこりと心が温まる感動のヒューマンドラマは、何と実話です。人生ドン底のジェームズは、自分の方が助けが必要な状態だったのですが、彼には、ケガをした野良猫という、自分よりもっと弱いものを助ける優しさがありました。今や世の中は空前の猫ブーム。完全に時流に乗った感がある本作ですが、原作本がベストセラーになったのは2012年のことなので、猫ブームとは関係なく、普遍的に心を打つ物語だといえるでしょう。しかもただの猫映画にはとどまりません。華やかに見える大都会ロンドンの、失業、ホームレス、薬物依存など、ダークな側面も描き、社会派映画の趣も垣間見えます。ほのぼのとした猫映画に見えますが、その中心にあるのは“セカンド・チャンス”を肯定するポジティブな人生讃歌なのです。

☆あ、猫がいる!
可愛いというより頼もしいと表現したいボブは茶トラ猫(映画出演当時、推定年齢11歳)。映画のほとんどのシーンで、何とボブ本人(本猫)が演じています。撮影で大勢の人に囲まれてもまったく動じず、新人とは思えない名優ぶりを披露したとか。副題にもなっているボブのハイタッチは、芸というよりちょっとした可愛い仕草で、とても自然なものでした。誰かを助けたつもりが、助けられたのは自分だった…という再生物語の流れは、よくあるお話。でも、ジェームズの相棒である猫のボブが、基本的には何もせず、ただ寄り添うだけというところに注目してほしい。猫特有の性質とはいえ、その物言わぬ優しさが、傷ついた人を癒し、励ましてくれるのです。自分は一人ではない。その事実がこんなにも人間を強くするとは!世の中はまだまだ捨てたモンじゃないと思わせてくれるハートウォーミングな映画です。

監督:ロジャー・スポティスウッド
出演:ルーク・トレッダウェイ、ルタ・ゲドミンタス、ジョアンヌ・フロガット、ボブ(猫)
(C)2016 STREET CAT FILM DISTRIBUTION LIMITED ALL RIGHTS RESERVED.
配給 : コムストック・
製作年 : 2016年 製作国 : イギリス 原題「A Street Cat Named Bob」


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映画「舟を編む」

2013 - 04/19 [Fri] - 15:50

舟を編む 通常版 [Blu-ray]舟を編む 通常版 [Blu-ray]
(2013/11/08)
松田龍平、宮﨑あおい 他

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☆「舟を編む」ストーリー
大手出版社、玄武書店に務める馬締(マジメ)光也は、変わり者ながら、言葉に対する並はずれた感性を買われて辞書編集部に配属される。携わるのは、略語や若者言葉も取り入れた、今を生きる人のための生きた辞書「大渡海」作り。個性派揃いの辞書編集部の面々と共に辞書作りに没頭するマジメ。そんなある日、大家の孫娘で、板前修業中の香具矢(カグヤ)に出会いひと目惚れする。だが言葉のプロでありながら好きな人への言葉がみつからず悩み続ける…。

☆見所チェック
原作は本屋大賞を受賞した三浦しをんの同名小説です。舟とは辞書、編むとは編集するの意味。言葉の海に舟を漕ぎ出すイメージでしょうか。物語は一人の青年が、辞書作りという一生の仕事にめぐり合い、本物の恋に出会うことによって変化し、やがて人ときちんと向き合える頼れる編集者に成長する姿を描きます。辞書編纂は完成するまでになんと15年。地味な題材ですが、「言葉は人をつなぐ」という大切なメッセージを端正な筆致で伝え、静かな感動を呼ぶヒューマンドラマの秀作です。

☆あ、がいる!
マジメが下宿している部屋にしばしばやってくるのは、茶トラの。名前はトラさん。人付き合いが苦手なマジメの親友でもあります。そのは、飼われているのか、近所のなのか、はたまたノラなのかは不明。でもマジメとカグヤの出会いのきっかけになり恋のキューピット役も果たす重要なキャラクターです。マジメの部屋で編集部の仲間が集まる飲み会でもさりげなく仲間に入っていたりするトラさんは、大家さんが亡くなって、遺影にも一緒に映っています。やがて、マジメとカグヤは結婚。トラさんそっくりの子が現れた時、二人は「トラさんそっくりね」「トラさんの孫かも」という会話を交わし、その後、その子を飼うことに。名前はトラじろう。マジメの成長と、長い長い時間を要する辞書作りに静かに寄り添うように、いつもこの茶トラ猫がいる。きっと不器用な親友を応援しているのでしょう。

監督:石井裕也
原作:三浦しをん
出演:松田龍平、宮﨑あおい、オダギリジョー
(C)2013「舟を編む」製作委員会
配給 : 松竹、アスミック・エース
製作年 : 2013年 製作国 : 日本


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映画「ラモーナのおきて」

2012 - 04/26 [Thu] - 00:57

ラモーナのおきて [DVD]ラモーナのおきて [DVD]
(2011/11/23)
ジョーイ・キング、セレーナ・ゴメス

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☆「ラモーナのおきて」ストーリー
9歳のラモーナは空想が大好きなおてんばな女の子。おかしな言動で、いつも先生や家族から叱られてばかりいるラモーナだったが、パパとママ、しっかりものの姉ビーザス、のピッキー・ピッキーと、毎日楽しく暮らしている。そんなある日、パパが失業し、一家は困り果ててしまう。ラモーナは自らお金を稼ぐことを思いつくが、いつもの突飛な行動のせいで誤解をうけてしまう。自分は家族の厄介者だと思い込んだラモーナは、悩んだあげくある決断を下すのだが…。

☆見所チェック
TVドラマ「マルモのおきて」を露骨に意識した邦題がついていますが、中身はまったく違います(汗)。日本では劇場公開されず、いわゆるDVDスルーとなった作品ですが、可愛い子供(ジョーイ・キングが最高!)と動物というテッパンの組合せのハートウォーミングなファミリー映画で、思わず心がほっこりします。原作は、ビバリー・クリアリーの児童書「ビーザスといたずらラモーナ」。対照的な性格の姉妹の名が題名ですが、トラブルばかり起こすラモーナが自己嫌悪に陥り、幼い心で大決心したのが、なんと家出!ママはあえて彼女の家出を許すのですが、そこには深ーい愛情が。想像力が豊かで個性的なラモーナ。人と違っていてもいい、個性はその人の長所なのだという、アメリカ的な価値観を、ポジティブな形で描いたハートフルな物語でした。米国のティーン・アイドル、セレーナ・ゴメスが姉役で出演しているのも見所です。

☆あ、がいる!
ラモーナ一家には茶トラの長毛種のがいて、名前はピッキー・ピッキー。パパはいつもわざとこの長い名前を間違えてはおどけてみせたりしています。このピッキー・ピッキーは、16歳のおじいさんで、ラモーナはとても可愛がっているのですが、悲しいことにパパとママが留守中に(おそらく老衰で)息を引き取ります。家にはラモーナと姉のビーザスしかおらず、二人は悩んだあげく、力を併せて、大切な家族だったピッキー・ピッキーを庭に埋葬することに。大好きなペットを失うというとても悲しい出来事なのですが、両親が不在だからといってピッキー・ピッキーの遺体を放っておかず、幼い姉妹がペットの死をきちんと受け止めたことを、帰ってきた両親は「誇りに思う」と言って褒めます。この事件は、空想好きなラモーナの心を成長させ、その後の家出事件を経て、失業したパパを思いがけず助けるなど、ラモーナの活躍へとつながっていきます。ちなみにこのピッキー・ピッキーを演じているのは、MILLERという名前の。おそらくタレントなんでしょう。カメラ目線がステキでした!

監督:エリザベス・アレン
原題「Ramona and Beez」
出演:ジョーイ・キング/セレーナ・ゴメス/ジョン・コーベット/ブリジット・モイナハン/サンドラ・オー

製作年 : 2010年 製作国 : アメリカ


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映画「長ぐつをはいたネコ」

2012 - 03/21 [Wed] - 01:06

長ぐつをはいたネコ 3Dスーパーセット [Blu-ray]長ぐつをはいたネコ 3Dスーパーセット [Blu-ray]
(2012/07/20)
アントニオ・バンデラス、ザック・ガリフィアナキス 他

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☆「長ぐつをはいたネコ」ストーリー
お尋ね者の“長ぐつをはいたネコ”ことプスは、悪名高いジャックとジルが持つ、伝説の金の卵に枝を伸ばす“魔法の豆”の情報を耳にする。再会した元・親友のハンプティ・ダンプティはかつて自分を裏切った憎いヤツだが、彼と一緒に伝説の金の卵を手に入れれば、昔住んでいた町に帰り、育ての親のイメルダに顔向けができる。そう思ったプスはハンプティ・ダンプティと、謎のメスキティ・フワフワーテの3人で、魔法の豆を手に入れるべく、天上目指して大冒険へと旅立つのだが…。

☆見所チェック
大人気アニメ「シュレック」シリーズの人気キャラ、“長ぐつをはいたネコ”ことプスが、まだシュレックに出会う前のお話で、いわゆるスピンオフ作品です。「長靴をはいた」は無論、「ジャックと豆の木」やマザーグースなど、さまざまなおとぎ話や童話をミックスさせ、そこに毒気たっぷりのアレンジを加えているところが、さすがはドリームワークスのアニメーション。子供だけでなく大人も楽しめる内容で、3Dで描かれるビジュアルも素晴らしくハイ・クオリティです。日本では吹替え版が主流になりますが、字幕版では、アントニオ・バンデラスにサルマ・ハエックというラテン世界の大スターが声を担当していることも、ノリの良さにつながっています。。

☆あ、がいる!
がいる!」も何も、何しろが主役です(笑)。捨てだったプスは、ラテン系のセクシーな茶トラ猫。無実の罪でお尋ね者になってはいますが、何より女性(メス猫)と自由を愛するダンディな色男です。どうしてプスが長靴をはいているのか、さらに親友のハンプティ・ダンプティとの間に何があったのか。そんな、プスの知られざる過去を描くと共に、大冒険の動機が、育ての母イメルダへの愛情や胸に秘めた正義だというから泣かせます。ちなみに、謎のメス猫キティはセクシーな黒猫(手先は白)。猫たちが集まる酒場での、プスとキティのダンス・バトルには思わずワクワク!しかも、ダンスシーンや、屋根から屋根へと伝うチェイス、天上世界でのファンタジックな大冒険などの動きは、すべて猫特有のしなやかですばやい動きを、細部まで考え抜かれて作られているから驚き!困ったときにくりだす、必殺技“瞳ウルウル光線”も必見です。アニメーションとして上質な上に、猫好きを大いに楽しませてくれるとびきりの作品です。

監督:クリス・ミラー
出演:(声)アントニオ・バンデラス、サルマ・ハエック、ザック・ガリフィナーキス
PUSS IN BOOTS (R) and (C) 2011 DreamWorks Animation LLC. All Rights Reserved.

配給 : パラマウント ピクチャーズ ジャパン
製作年 : 2011年 製作国 : アメリカ

長ぐつをはいたネコ@ぴあ映画生活


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